じっとしているだけでも汗ばむ暑さの今日この頃。夏は湿度が高く、じっとりとしているから、赤ちゃんのスキンケアは必要ないと思っているママも多いのではないでしょうか?
しかし、実はそれは大きな間違い! 赤ちゃんの肌は一見ぷるぷるして見えますが、皮膚の厚さが大人の1/2程度しか無く、大人よりうるおいを保つ力も弱いため、一年中カサカサなのです。
さらに、赤ちゃんは汗っかきなため、夏はあせもやとびひなどの肌トラブルも多くなる時期でもあります。
では、そのような夏の肌トラブルからきめ細かくみずみずしい赤ちゃん肌を守る為には、どうすれば良いのでしょうか? 「Happy-Note.com」での皮膚科医・佐々木りか子先生のコメントを基にお伝えします。
■1:清潔に保つ
そもそも、あせもとは、汗によって皮膚がふやけ、汗の出口が詰まることで生じる赤い発疹のこと。
つまり、赤ちゃんをあせもから守るためには、汗をかきっぱなしにしないことが一番です。
そのため、汗をかいたらこまめに着替えをさせる、優しく拭き取る・または家にいるときはシャワーで洗い流す、などと赤ちゃんの肌を清潔に保つように心がけましょう。
■2:保湿する
冒頭で述べた通り、赤ちゃんの肌は実は夏でも水分量が少なくカサカサです。さらに、夏は冷房や日焼けなどによってより乾燥することもあります。
そのため、夏であっても入浴後などはベビー用ローションなどでしっかり保湿をしましょう。
いかがでしたでしょうか? 夏の肌トラブルから赤ちゃん肌を守る方法について、お伝えしました。
赤ちゃんは汗をかいて気持ち悪くなっても、あせもがかゆくても言葉で訴えることができません。親である私たちが“清潔・保湿”を意識して、肌トラブルからぷるぷるの赤ちゃん肌を守りましょう!
(平理沙子)
【参考】