「あれ買って!」「これ買って!」「壊れちゃったからまた買って!」
子どもはお金は無限にあると思っているのでしょうか? 買いたいものは全て買えない、パパが一生懸命働いて稼いだお金だ、と色々説明するのですが、お金について教えるのは意外と難しいものです。筆者が実践している、以下の7つのステップを参考にしてみて下さい!
■数字を認識し始めたら、お金のことも教えましょう
毎日のお買い物で実践することが一番ですね。少額だけ持っていって、なくなったことを見せるのも有効だと思います。
■必要なもの、欲しいものの違いを理解させ、欲しいものを目標に設定しよう
幼稚園で使うクレパスを買うために文房具コーナーに来たが、子どもは人気キャラクターのシールを買いたいと言う。必要なものと欲しいものは時には一致しません。欲しいものを目標に設定し、お小遣いを貯めて子どもが自分で買いましょう。目標を目指すことで、自分の意思への責任感も生まれます。
■貯金の価値を教えましょう
貯金の利息収入の概念を説明、実践しましょう。家で貯めている子どものお金に利息をつけてみて下さい。利息、複利でどんどんお金が増えていくのが目に見えてわかります。
■お小遣いやお駄賃を渡すときは、一部を貯金へまわせるように、細かいお金で渡しましょう
500円でしたら100円5枚、そして1枚貯金する。お年玉も一部使って、一部貯金が良いかと思います。
■子どもと銀行などへ行き、一緒に口座を開きましょう
定期的な貯金の習慣を早くに始めることが貯蓄成功への鍵です。しかし、子どもが何か買いたいときにお金をおろすのを止めてはいけません。貯金のやる気が一気になくなってしまうかもしれません。
■買うものは子どもに決定させましょう
子どもが欲しいものや類似品について一緒に調べ、どのタイミングで買うか検討し、最終的に何をいつ買うか子どもに決めさせます。最低でも3つくらいの選択肢を与え、どれを買うか決定させます。その判断が良くも悪くも、子どもは学びます。次の買い物のまでに、その買い物の結果を話し合いましょう。
■お金を借りて利子を払う恐ろしさと、クレジットカードについて教えましょう
少ないローンでも利子が発生し、他人からお金を借りることのリスクを理解させましょう。クレジットカードの仕組みを教えて、とても慎重に扱わなければならないものだと教えましょう。
いかがでしたでしょうか? 上記だけではなく、定期的にお金について家族で話し合うことが重要かと思います。小さい子どもですと、そこでおうち貯金の利息を支払ってもいいですね。賢くお金を使える大人になってもらいたいですね!
(南あいる)