みなさん、“貯金”はできていますか?
子どものために、老後のために“貯金の必要性”を感じていても、なかなか思い通りにできないのが“貯金”ですね。
今回は、ファイナンシャルプランナーの筆者が“ラクに貯金ができる方法”をお伝えします。
■「貯金をしたい」と思ったら
みなさん、貯金をしたいと思ったら、まず何をするでしょうか。
家計簿をつける、仕事を探す、宝くじを買う……など色々頭によぎると思います。しかし、心の中のどこかでは「貯金なんてムリ」と思っていませんか?
まずは、「ムリ」という気持ちとサヨナラして、「できるよ」と自分を信じてみましょう。
■今の貯金を振り返る
では、具体的に何を実践したらいいのかご紹介します。
「貯金をしよう」と思ったら、貯金を増やすテクニックについ走りがちですが、“我が家の今の貯金”を知ることがとても大切です。
方法は、
(1)貯金がわかるものすべて集める(通帳、保険証券など)
(2)現在の貯金額を計算する
(3)1年前の貯金額と比べる
です。1年前と現在を表などにまとめるのもいいですね。
このようにまとめていくと、貯金額がわかるだけでなく、“財形貯蓄だと切り崩さずに貯金ができている”“積立の保険が結構たまっている”など、“私にとってたまりやすい貯金の方法”がわかってくるのです。
ここまで確認できれば“なんとなく貯金ができていた”から“ラクに計画的に貯金ができる”にステップアップができていきます。
■ラクで計画的な貯金の方法
まずは、“貯金の目的”を決めましょう。目的が決まると“貯金額”と“いつまで”が決まってきますね。
次に、今できている方法で引き続き貯金をするのですが、ポイントは“いくら貯金するか?”です。
これからは“目的に合った金額”を貯金していきます。例えば、財形貯蓄ができている方であれば、月々の積立額を増やして目的が達成できるようにします。
いかがでしたか?
貯金を増やす方法は色々ありますが、今回の方法は“できないことを改善する”ではなく、今の私のままでも“できている”ことに注目した貯金方法です。
お金は人生を楽しむツールです。ラクに貯めて、有意義に使ってくださいね。
(加藤葉子)